植物を見ていると、草と草との絡まりや植物と虫とのやり取り、その中での生死を感じる
私が何かにもがく時、過去のことを乗り越えたいと思う時
植物はそれを知らずに揺れている
鳥は私を見ることもなく壁を越えて飛んでいく
人が景色と呼んでいるものの中には、人間が都合よくモノを見立て、使っているものがたくさんあると思う
景色と呼ばれるものの中にはさらに景色が広がっていて、そうやって景色は何層にも何層にもなっていて
ちいさいいのちの声も耳をすませば聞くことが出来る