植物を見ていると、草と草との絡まりや植物と虫とのやり取り、その中での生死を感じる
私が何かにもがく時、過去のことを乗り越えたいと思う時
植物はそれを知らずに揺れている
鳥は私を見ることもなく壁を越えて飛んでいく
人が景色と呼んでいるものの中には、人間が都合よくモノを見立て、使っているものがたくさんあると思う
景色と呼ばれるものの中にはさらに景色が広がっていて、そうやって景色は何層にも何層にもなっていて
ちいさいいのちの声も耳をすませば聞くことが出来る
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cocoon shirts
¥38,000
「cocoon shirts」 「サイアノタイプ」という日光で印画することが出来る写真方式を布全体に用いています。 薄い生地で、単体で見ると光が透けます。 写真はすべて、私が今住んでいる身の回りにあるものを撮ったもので、それらをコラージュするように配置しました。 生地を先に作り、その後着ることが出来るように服に仕立てました。 スモッキングは模様であり、波です。 袖を通すと二の腕から下のあたりが少し膨らんでいるようなシルエットになっています。 綿100% 肩幅:41cm 身幅:55cm 着丈:76cm 袖丈:67cm モデル身長:153cm 写真1~3 photo by fumiya sakurai
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cocoon wrap skirt-grey
¥35,000
「cocoon wrap skirt-grey」 「サイアノタイプ」という日光で印画することが出来る写真方式を布全体に用いています。 パネルのように貼り合わせた布をラップスカートとして仕立てました。 グレーの色味を前に出して着ることも、青の色味を前に出して着ることも出来ますので、その日の気分で選んでください。 カーテンのように使うことも出来ます。 横幅:113cm 縦幅:77~86cm
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cocoon wrap skirt-blue
¥35,000
「cocoon wrap skirt-blue」 「サイアノタイプ」という日光で印画することが出来る写真方式を布全体に用いています。 パネルのように貼り合わせた布をラップスカートとして仕立てました。 一部分はスモッキング刺繍を施しています。 パネルのように貼り合わせた布は、ラップスカートになっていて、色が水色〜濃い青というようにムラがあります。 生地の良さを生かすためになるべく半端な部分が出ないように服に仕立てるため、ラップスカートのかたちを選びました。 カーテンのように使うことも出来ます。 スカート部分 横幅:100cm 縦幅:79~86cm 写真1~3,11 photo by fumiya sakurai
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withered leaves dress
¥42,000
「withered leaves dress」 持ち帰った葉っぱには、虫が葉っぱを食べた痕跡が残っていました。 その様子を刺繍したワンピースです。 白い生地に白い糸で刺繍を施したあと、やわらかい色味になるようグレーの色味で染めました。 ポケットがついています。 綿100% 肩幅:40cm 身幅:56cm 着丈:120cm 袖丈:59cm モデル身長:153cm 写真1~5,10 photo by fumiya sakurai
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withered leaves bag
¥27,500
「withered leaves bag」 持ち帰った葉っぱには、虫が葉っぱを食べた痕跡が残っていました。 その様子を刺繍したバッグです。 白い生地にブルーの糸で刺繍したものに、上から染めています。 染めることで全体が馴染んで、やわらかいバッグになりました。 パソコンやノートなどが入るサイズです。 バッグ部分 横:62cm 縦:39.5cm 写真1 photo by fumiya sakurai
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double flowers dress
¥52,000
「double flowers dress」 青く浮かび上がった植物の写真の内側にポケットがあり、布と布の間に手を入れることが出来ます。 ワンピース部分はウール生地、上に重なっている生地の部分は綿ローンの柔らかい生地で、2枚が重なることで、より柔らかい質感になっています。 ところどころにスモッキング刺繍を施しており、全体的にやわらかい印象のワンピースです。 肩幅:40cm 身幅:54cm 着丈:118cm 袖丈:58cm モデル身長:153cm
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double flowers skirt
¥38,500
「double flowers skirt」 ウールのスカートにエプロンのように生地が重なっています。 重なった生地は綿の洗いざらしの生地で、少しざらついた質感です。 サイアノタイプという技法で植物の写真をプリントしています。 土台のスカート部分にはポッケが付いていて、手を中に入れることができます。 エプロン部分は後ろで結ぶことも紐を垂らして使うこともできます。
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wind grass bag
¥20,000
「wind grass bag」 川辺の近くの「森」を散歩していた時に見つけた草。 他の雑草とはちがい、風にふりふり揺れていたのが気になって持ち帰りました。 自室の花瓶に入れて机の上に置いてみたら、窓からの風が入って揺れている。 その様子を、白い生地に白い糸で刺繍しました。 少し時間が経ってから、サイアノタイプの薬品を塗って太陽に晒すと刺繍した部分が青く浮かび上がってきました。 名前の知らなかった稲科の雑草を、時間をかけて刺繍をして、その後薬品を塗って青く感光させる、と工程を増やすごとに、植物を身近に感じられてくるような体験をしました。 展示期間中お客さんから、これは「風草だね」と教えていただき、この葉っぱの名前を知りました。 展示期間中は「weed bag」と雑草のカバンと名付けていましたが、「wind grass bag」風草のバッグに名前を変更。 名前を知っているかどうかが重要なのではなく、見えなかったものが見えるようになることが重要です。